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ナチュラルホースマンシップ1:馬と信頼の絆を結ぶ

馬の祖先である馬族エクウスは何百万年もの昔から私たち人間のようにお父さん、お母さん、姉妹、おばさん、そしてその子供たちでの家族集団で生活してきました。
本能的に馬は非常に強い絆で家族が結ばれているので、私たち人間も馬に受け入れられれば、家族の一員として認識され信頼してもらえます。

でも、馬自身が幸せでなければ、人を家族の一員として受け入れる余裕はありません。
馬が満足し、すべてのニーズが満たされたときに初めて、馬は私たちと絆を深め、私たちを家族のように扱ってくれるのです。

寂しさを感じないよう他の馬と交流し、思い切り駆け回ったり自由に遊ぶなど馬が満足する生活が彼らに安心を与えます。
また、馬に接する私たちの態度も厳しくせず、焦らずに馬の性格を尊重し理解することが大切です。
馬との信頼関係を築く際には、あなたの行動ひとつひとつが馬から見たあなたへの評価につながるので、馬に恐れや痛みを感じさせるような道具は適しません。

馬が暮らす環境、餌の与え方、馬とのコミュニケーションに使う道具、馬との接し方等のすべてが馬のために機能し、馬にとって幸せな生活を送ることができるように配慮していく必要があります

馬があなたを家族の一員として認めた時、馬はあなたのためにできることを喜んで行ってくれるでしょう。

馬を訓練する「方法」ではなく、馬と一緒に「いる」こと

その馬に最も適した自然で共感的なアプローチを使うことが大事です。

馬をあなたの思い通り無理に動かそうとすると、せっかく作られた絆は壊れ、馬は遠ざかっていきます。

焦らずに、信頼の絆をしっかり紡いでいくアプローチがナチュラルホースマンシップです。

「ナチュラルホースマンシップ商品はこちらから」

ナチュラルホースマンシップって、なぁに?

ナチュラルホースマンシップ2:馬の目に映るもの

ナチュラルホースマンシップ3:キャロットスティックってなぁに?

ナチュラルホースマンシップ4:ホルターについて

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ナチュラルホースマンシップって、なぁに?

「ナチュラル・ホースマンシップ」は1985年頃から一般に使われるようになったアメリカ西部発祥の言葉です。その語源は、パット・パレリ(Pat Parelli)氏著作本の題名とも言われています。
この調教法は1998年、ロバート・レッドフォード主演のハリウッド映画「ホース・ウィスパラー」が公開され、一躍脚光を浴びました。

ナチュラル・ホースマンシップとは、馬に恐怖や痛みを与えて調教するのではなく、馬本来が持っている本能やコミュニケーションの方法に基づき調教する方法です。
馬に罰ではなく安心感を与え、馬が自発的に動くように導く馬に優しいトレーニングです。

基本的なテクニックは、馬と対峙する事で作るプレッシャー/圧力をかけて行動を「合図」とし、馬が要求されたことをするか、要求された行動へのステップと理解できるような「トライ」をすることで反応したら、すぐに圧力を解除してプレッシャーを解放するタイミングを学習させます。

ナチュラル・ホースマンシップは、馬とのコミュニケーション能力、共感力、リーダーシップ、忍耐力を養うメソッドであり、馬とのより良い関係を築くだけではなく私生活での人間関係が改善されるとも言われます。
また、研究によると馬と一緒にいることで、血圧やストレスレベルの低下、緊張、不安、怒りの感情の減少が認められ、自尊心、力強さ、忍耐力、信頼感といった感情を得ることができるという研究結果もあります。

馬をもっと理解し、共に仲良く生きていけるようにしてくれるナチュラルホースマンシップを知ってみませんか?

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